人の心は危うい

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

みなさんに読んでいただけていること、顔が見えなくてもこのような形でつながっていることはとても有り難いことだと感じています。

誰かとつながっている

世の中とつながっている

自分は単独ではない

世界の一部である

という実感が私たちを生かしている

 

ということに気づくことが 生を体験している上で
本当に大事なことなのだ

と感じる出来事がありました。

 

人の心は危うい

先日、仲間の一人が自ら命を断ったと聞いた。

それを聞いた私の言葉は

「ああ、わかる」というもの。

 

その人にそういう兆しがあったということではない。

そうしてしまうことがわかる

 

なぜなら　私もどうしようもない絶望感と分離感に襲われ

「もう終わりにしたい。なんで生きているんだろう？」

と思うから。

 

今の私の社会的現状は、カッコつけないでさらけ出すと

どうにも動けない。

一般的に観て、一般的な言葉を使えば

最悪です！

 

仕事の形態の変更に伴う模索と挑戦。
直截体験、ナマの響き愛を重要視しているので、今の外に向けての活動は妥協と挫折の繰り返し。

それに加え老齢の両親や家のこと。

一人で抱えられず助けを求めても思うようにいかない。

 

伴侶もないし独りで部屋に籠りパソコンに向かい、坐る。
会うのはほとんど年老いた両親だけ。

こんなに人に会わないこと、話をしないことは人生初めて。

孤軍奮闘している感は否めない。

 

　　　分離感

 

あなた は私という人が死ぬとは思っていないだろう。
そんなことを考えるとも思っていないだろう。

私だけでなく、あなたの周りにいる人がギリギリの所にいて、
人生を終わらせたいと思っているとは考えないだろう。

 

人の中に　分離感　が広がると、
思いがけない人でさえも思いがけない行動を起こす。

 

それは自ら命を絶つことかもしれない
戦い、戦争、犯罪など
外に攻撃が向かってしまうかもしれない

 

人間の心は危うい

 

1､2年前、友人を透視リーディングした際
「これからたくさんの人が亡くなる。この人が？！という人も」
と告げた　とセッション後に聞いた。

確かにコロナ感染、ワクチン後遺症、病気、事故、災害、自殺、戦争などで昨今多くの人が亡くなっている。

 

コロナ自粛、ワクチン接種有無の論争、見える戦争／見えない戦争、
経済的・肉体的・精神的生活困難・・・

いろんな規制が増え、批判と判断で自由が制限され、心が乱され
あらゆる形で外側に「分離」が見えるようになってきている。

 

今、私達の周りは危うい状況がひしめいている。

自ら命を絶つという選択をする人が増えるのもおかしくない。

彼女もきっと何らかの「分離感」でいっぱいになった状態だったのではないだろうか。

 

ギリギリの所にいるのは彼女も私も同じ。
あなたもそうかもしれない。

彼女と私と何が違うのだろうか？

決定的な違いはたった一つ

 

それはまた今度にしよう。

 

死は生の一部

死は生の活動の一部

自死は一つの死の形。

推奨はしないが、そうせざるを得ないことだってある。

良いことでもないが、いけないことでもない。

その死によって関わりある人たちに大きな気づきを与えてくれることでもある。

 

彼女の“生”が今 私たちに何を伝えてくれるのか。

それは各々違う捉え方で
それがそれぞれの課題。

 

私にとっては

本当は分離なんかしていない

ということを実体験するようへこたれた背中を押してくれた。

 

誰も分離なんてしていない

だって

こうして彼女は 会ったことのないあなたにさえ
私というカタチを通してメッセージを伝え、あなたを支えてくれている。
あなたとつながっている。

 

彼女の生き方も、死に方にも敬意しかない。

その人に関わり会えたことに、
自分の世界に仲間として現れてくれた大事な一つのカタチに感謝。

ありがとうございます。

 

人間は危うい

いつ何時別れがくるかわからない。

 

それぞれできる事は違う。

皆でつながり、できる事を分かち合って

瞳にその人を認め、声を聴き、香り、触れ、思い

“生”の活動をしている間に

本音で支え合っていきたいね。