舞台は人生の縮図 裏方も楽し
バレエの発表会 素晴らしかった
このお稽古場に通い始めて約27年
初めて発表会を観客として観た
今まで出演側だったから 踊るのに精一杯で
こんなに素敵な舞台だとは気づかなかった!
今回の演目は「レ・シルフィード」「リトルマーメイド」
高校生以上の大人で踊る 「レ・シルフィード」
ソリストと郡部で踊る 妖精の世界
プロじゃないから一糸乱れずとはいかないけど けっこう揃っていた
オリジナル作品 「リトルマーメイド」は子供から大人まで一つの作品に出演できるように創り上げられている
先生の才能は 素晴らしい!
小さな子供の愛らしさ
ジュニアは疲れ知らずのように踊りまくり 年々上達し成長を感じる
大人は足や身体を痛めながらも踊る
誰もが年々歳はとっていくけれどいくつになっても 続けているから 少しずつ上達してる!
みんなスゴイ!! 嬉しい
子供も大人も一つの空間 一つの世界に生きている!
舞台・・・
表舞台では踊り手が 自分の能力を全開にして踊る
背景には 音響 照明 舞台セット 小道具
などが 舞台という空間で 一つになる
そのもっと目に見えない裏方に
メイクや 舞台袖で子供の出だしをする人 衣装係
振り付け演出 舞台全体を監督する 先生
その他にも公演するために
受付 ドア係 お弁当係 などの雑用をする お手伝いの人たちがいる
表舞台だけでなく 影の存在がたくさんいて大きく支え 舞台が成り立つ
そして それを観る観客がいる
ひとつの空間で 完璧な調和が成されている
感動した
これは・・・
人生 ”人間業界” の縮図
それぞれの役割が皆 踊り手であり裏方
一人一人に焦点をあてれば 誰もが主役だ
踊り手が舞台で踊るためにどれだけの人が関わっているのだろう?
お弁当一つとっても 作る人 運ぶ人
その食材を作る人 弁当ケースを作っている人々 その素材を作る人
そんなところまで関わりを見ていったら 一つの舞台に何万人という人が関わっている
生きている体験とは 感謝の体験
私は今回 初の裏方仕事
朝から舞台入りして 子供たちのメイクをし可愛いバレリーナを創り出す
卵のようなスベスベの肌に ちっちゃなお顔
メイクしてると コックリコックリ寝てしまう子も
かわいい~
ついでに ジュニアと大人のメイクのお直しもして
差し入れには 前日畑でいただいた ジャンボきゅうりとなすを お漬物にして
フレッシュミントティー を添えて
先生やゲストの男性陣 仲間たちに
裏方も楽しい
これから どんどん活躍していく人たちのサポートをしようとしている今だから
大いなる”私”は この私に裏方仕事の楽しさを経験させてくれたのかもしれない
そして
人生を ”舞台” として観ることができ
その舞台が どれだけの感謝で満たされているか 実感することができた
”日々の何気ないこと” の裏にある 愛と感謝を
失敗したっていいのよ
上手にできなくたっていいのよ
どんな時もたくさんの愛で包まれている
大いなる計らいに感謝
写真はプロの舞台 去年観に行った萌木の村「ドンキホーテ」